旅好き・美味しいもの好き・好奇心旺盛の<hitsuji>の旅日記です
文楽・11月公演「心中天網島」を見に、国立文楽劇場へ行きました。
http://www.ntj.jac.go.jp/bunraku/index.html
11時開演。
11:00-12:30 北新地河庄の段
休憩
13:00−14:45 天満紙屋内の段/大和屋の段/道行名残りの橋づくし
文楽人形の動きと浄瑠璃の響きにひきこまれていきます・・・。
現代人の感覚とは異なる江戸時代の人々の心の動き(心中へといたる心境)には、若干違和感を感じざるを得ませんが、それを知るのもまた一興というところでしょうか。
現代に生きる大阪の地名(橋の名前)、梅田・天満・新地などなど...を聞くのも面白い。
たとえば北新地の街角には、こんな小さな石碑があります。「河庄の段」のモデルとなった「茶屋・河庄」が、二人が心中場所を求めてさまよった橋々がかかっていた蜆川が、ここにあったことを伝えています。
<国立文楽劇場・座席について>
座席は18列、20番目(後ろから3列目・2等席)。後ろの方だったので、舞台全体が見えにくいかと思いましたが、思いのほか良く見渡せました。歌舞伎の舞台のような花道があるわけでもないので、どの席でも特別見にくいということはないように思います。座席料金としては、1等と2等席ではだいぶ違うので、気軽にみるには2等席でも十分だと思いました。ただし、2等席の場合オペラグラスを持っていくことをおすすめします。
1等=5800円(学生4100円)
2等=2300円(学生2300円)
<座席の購入>
インターネットで購入しました。座席も選べるし、便利でした。
http://eplus.jp/sys/web/ntj/index.html
<その他情報>
11月公演には、「幕見席」というものが設定されていました。「幕見席」は、公演当日10時から空席を販売するシステム(1,500円)。一幕のみ観賞できます。初めて文楽を見る、時間がなくて全幕見るのは難しい、文楽好きなので同じ公演を繰り返し観賞したい・・・といった方におススメの席。
文楽には、イヤホンガイド(600円。保証金1,000円)もあります(日本語版・英語版)。全くの初心者の方には丁寧な説明があり便利です。ちょっと慣れた人にとっては、説明過多でうるさいかもしれません。舞台には字幕があるので、イヤホンガイドがなくても十分観賞できます。
パンフレット600円。英語や仏語・韓国語・中国語の簡単な公演案内は無料で配布されていました。
お昼ごはんは、劇場1階の文楽茶屋で事前予約しておくか、お弁当を購入されることになります。幕間の30分間で食事をするのでちょっとあわただしいです。私は、行きがけにお弁当を買っていきましたが、お弁当や飲み物は劇場内でも販売しています。私はためしに、紙コップのコーヒー300円を購入してみましたが、やはり割高感は否めませんでした。
文楽を見るのは2回目でしたが、以前はなかった字幕が設定されていたりして、理解は容易でした。途中ちょっと飽きて、眠くなったところもありましたが、おおむね楽しむことができました。こんどは幕見席で行ってみたいと思いました。
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