my travel diary

旅好き・美味しいもの好き・好奇心旺盛の<hitsuji>の旅日記です

サントリー山崎蒸溜所・アサヒビール大山崎美術館

真冬の一日、大阪府と京都府の境にある「サントリー山崎蒸溜所(ウィスキー工場)」と「アサヒビール大山崎美術館」へ出かけました。ここJR大山崎駅界隈は、「天王山」という言葉の語源となった「天王山の戦い(信長暗殺の後、秀吉が光秀を破って天下をものにした戦い)」で有名なエリア。

10:40頃 名神高速・大山崎IC→サントリー山崎蒸溜所(12:00のガイドツアーに参加)

当初は「大山崎美術館」だけ訪問するつもりだったのですが、道の途中「サントリー山崎蒸溜所」もごくごく近い位置にあることに気がつき、急遽、こちらへも行ってみることにしました。

<サントリー山崎蒸溜所>

国産ウィスキー発祥の地、山崎蒸溜所。
suntory1
こちらでは、工場見学(ガイドツアー)とウィスキーミュージアム「山崎ウィスキー館」の見学ができます。ガイドツアーでは、実際に工場の中に入りその製造工程を学ぶことができます。醸造酒と蒸留酒の違いのレクチャーや大きな蒸留釜の見学などを通じて、ウィスキーへの理解が深まります。見学の最後は地下にある貯蔵庫へ。一歩足を踏み入れると、ウィスキーが詰められた樽たちから芳醇な香りが漂い、ウィスキーが呼吸しながら長い年月をかけて熟成されていることが実感できます。ガイドツアーの後は、お楽しみの試飲も用意されていて、特産品のシングルモルトウィスキー「山崎12年」やサントリー自慢の「響17年」を味わうことができます(ドライバーや20歳以下の方にはソフトドリンクのサービスあり)。
さらに、ウィスキーミュージアムでは、1920年代外国産ウィスキーのみの時代に、国産ウィスキーの製造に腐心した先人の姿を理解することができます。また、ミュージアムショップでは、お土産として様々な関連商品を購入することができます。

なお、HPを見てガイドツアーの予約をするとプレゼントがもらえるそうですよ。(帰ってからHPのチェックをしたので、私は残念ながらもらえませんでしたが・・・)
大阪府島本町山崎5-2-1 075-962-1423 ウイスキー館/10:00〜16:45(最終入館16:00)、見学案内時間/10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00開始
お休み:要問合せ 料金: 入場無料
公式HP:http://www.suntory.co.jp/whisky/distillery/yamazaki/home/index.html

<カフェ・tabitabi>

JR大山崎駅前のプチホテル「ホテルデュー大山崎」にあるおしゃれなカフェ。こちらでお昼ご飯を楽しみました。
tabitabi
日替わりランチ800円。メイン・小鉢・味噌汁・ご飯(おかわり可)・お新香
そのほかカレー・軽食、朝ならモーニングセットなどもあります。京都府乙訓郡大山崎町大山崎西谷4-5 ホテルデュー大山崎 1F 075-957-9180 7:00〜19:00(日・祝 8:00〜18:00) 月曜定休
このホテルには、かわいい雑貨屋(レリッシュ)やパン屋(ベーカリーキッチン・コパン)も併設されています。パン屋さんでお土産にパンも買いました。
コパン

13:35 JR大山崎→(専用バス)→アサヒビール大山崎美術館
大山崎美術館には駐車場がありません。JR駅前の町営駐車場に車を止めて美術館へ向かいます。その道のりは急な上り坂を歩いて15分くらい。ただ、20分に1本程度、駅前から美術館まで専用ミニバス送迎があり、無料でそれを利用することができます。(基本的にはお年寄りや体の不自由な方向け。空いていれば一般の人もOK)
町営駐車場 1時間150円。

<アサヒビール大山崎美術館>

asahibeer
もともとは富豪家・加賀家の邸宅だった大山崎山荘。加賀家の斜陽にともない荒廃していたこの山荘。山崎町とアサヒビールが手入れし美術館としてオープンしたのは1996年のこと。美しく趣のある洋館とオープンに伴って設計された安藤忠雄デザインのモダンな新館の2つで構成されているこの美術館では、季節ごとの企画展と常設展が開催されています。その美しい洋館と調和の取れた四季折々の花が咲く庭園は一見の価値があります。また、新館に常設されているモネの「睡蓮」は必見です。
ステンドグラス
また、建物自体も美術品。階段のステンドグラスや作りつけの家具類も素晴らしい。さらに、2階のテラスからは桂川・宇治川・木津川が合流して淀川となる地点を望むことができ、その眺望の美しさを堪能した加賀家の栄華がしのばれます。2階のテラス前には喫茶コーナーもありますが、メニューにはコーヒーや紅茶のほか、やっぱりアサヒビールもありました。
075-957-3123 京都府大山崎町銭原5-3 10:00〜17:00(入館は16:30まで)大人700円、大高生500円、小中学生無料毎週月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、臨時休館日(2006年2月14日〜15日)、5月16日、8月29日 公式HP:http://www.asahibeer-oyamazaki.com/

15:05 大山崎町町営駐車場→名神・大山崎IC→帰宅

澄んだ空気と美しい景色。琥珀色のウィスキーと名画が堪能できて、冬晴れの一日にふさわしいone-day tripとなりました。

  • 2006.02.07 Tuesday
  • 10:28

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