my travel diary

旅好き・美味しいもの好き・好奇心旺盛の<hitsuji>の旅日記です

ゴッホ展〜孤高の画家の原風景@国際国立美術館

ゴッホの作品展を見に、大阪・中ノ島にある国際美術館へ行きました。
http://www.nmao.go.jp/

9:30 JR大阪駅→中ノ島 10:00会場にあわせて到着しましたが、会場は既にすごい人出。
入場料:1,200円(前売り)

<ゴッホ展〜孤高の画家の原風景>
ゴッホ展〜孤高の画家の原風景
ゴッホの作品は、世界中で本当に人気があります。この日も会場はすごい人で、その人気の高さは衰えることを知らないようです。でも、なぜゴッホはこんなに人気があるのでしょう?もちろん「ゴッホの作品それ自身の力」が比類して高いから…、というのは誰も否定できない答えのひとつでしょう。しかしそれだけではなく、これまで強調されてきたゴッホの生き様〜孤独・不安・自尊心・失意…〜に対する共感が、ゴッホ人気を支えているとも言えるのではないでしょうか。

今回の展覧会は、とかく「孤独の発露」という枠組みで見られがちな一連のゴッホ作品を、同時代に生きた画家や様々な作品と対比しながら、相対化して展示するという意欲的な視点にたったものでした。
黄色い家
この展覧会を通じて、ゴッホが決して一人ぼっちで絵を描いていたわけではないこと、様々な人物や作品との交流の中から自分の画風を構築していったことが理解できます。この展覧会では、ゴッホの作品の変遷が、ゴッホに影響を与えた作品とゴッホ作品を並列することによって、立体的に浮き彫りにされていました。

日本で開催される展覧会は、有名作品の羅列に過ぎないことが多いように思います。そんな中この展覧会の、ゴッホの作品・人間性への深い理解と、しっかりとした見識に支えられた完成度の高い構成は、大変印象的でした。
後日私は、オランダのゴッホ美術館でゴッホ作品をまとめて鑑賞する機会を得ました。そのとき、この展覧会が、本場ゴッホ美術館と同等かそれ以上に、ゴッホ自身の人柄や生き様を鑑賞者に理解させようという姿勢を貫いていたことに、改めて気づかされました。
こんな素晴らしい展覧会を企画した主催者や協力したゴッホ美術館・クレラーミュラー美術館等の関係者の努力に、心から敬意を表したいと思います。
http://www.nmao.go.jp/japanese/b3popup/j_pre_gogh.html

12;50 美術館→肥後橋

<昼食・レストラントゥールモンド>
界隈で人気の小さな料理店で、お昼を楽しみました。
アットホームな気取らない雰囲気で、ボリュームたっぷりの料理を堪能できます。
サービスもとても暖かく、料理もおいしい、おすすめの一軒。
ただし、昼休み時間は近隣のオフィスワーカーで満席の場合が多いようです。
昼食
ランチ ¥1,200(スープ・サラダ・メイン(肉or魚)・パン)、
食後のドリンク・デザートは別料金(例:コーヒー・紅茶¥150)
大阪市西区土佐堀1-4-2 西田ビル1F 06-6444-8819
(人気店なので予約をおすすめします)

今回、国際国立美術館に初めていきました。外観もユニークだし、地下室に展示場があるという珍しいつくりにも驚かされました。立派な施設にふさわしい展覧会をこれからも演出していただきたいと思います。

♪2♪

  • 2005.06.03 Friday
  • 10:07

Go to top of page

カレンダー

<< May 2024 >>
SunMonTueWedThuFriSat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031